正しい手洗いについて
前回は、ウィルス感染の経路についてブログを書きました。
手に付着したウィルスが知らず知らずに顔や粘膜に触れて、ウィルス感染してしまう事もあることについて、啓蒙しました。
最大の感染防御は、ウィルスを体内に入れないことです。そのために正しい手洗いが有効です。
これは、公衆衛生学の専門家も口を揃えて言っています。
正しい手洗いをすることにより、衛生的手洗いとなり手に付着したウィルスを限りなく0にすることが出来ます。
逆に言えば、おろそかな手洗いをしてしまうとせっかくの手洗いの効果が半減します。
前置きが長くなりましたが、今回は正しい手洗いについて書きたいと思います。
ウィルスなどの病原体は、目に見えません。だからこそ手に汚れがないからといって手洗いがおろそかになり、手に付着したウィルスを洗い流せない事もあります。
そこで、正しい手洗いをすることによって、手に付着した目に見えない病原体を洗いながす事ができます。
正しい手洗いの方法については、厚生労働省が分かりやすく図解していましたので掲載します。
①の洗い始めの時にしっかりとせっけんを泡立てることにより、手全体や手のしわにせっけんが行き渡ります。
③のように爪もしっかりとこすりましょう。そのために爪は短く切っておきましょう。
また、忘れがちなのが⑤の親指の付け根をねじり洗いすることです。親指周辺は、もっとも手洗いが不十分になりやすい場所ですので、しっかり洗いましょう。
⑥の手首をしっかり洗うためには、あらかじめ時計などをはずしておく事もポイントです。
いかがでしたか。しっかり洗っているようで、ウィルスが付着したままになってしまうこともある手洗い。
正しい手洗いをすることによって、ウィルスを限りなく0にすることが出来ます。
みなさんも手洗いをされる時は、正しい手洗いを意識してみてはいかがでしょうか。