唾液でのコロナPCR検査について
ここ最近、民間の検査会社でも「唾液」でのコロナウィルスの検出が可能になりました。
なんでも、おおよそ発症から9日間程度は、唾液でのウィルス検出率が比較的高いことが報告されているとのことです。
(鼻咽頭ぬぐい液陽性の患者の唾液検体85%〜93%前後で陽性)
但し、発症後10日以降の唾液については、ウィルス量が低下する事が知られており、推奨されない事とのことです。
参考:国立感染症研究所:2019-nCoV (新型コロナウイルス)感染を疑う患者の 検体採取・輸送マニュアル
元々、コロナウィルスのPCR検査は鼻咽頭ぬぐい液が主流でした。
その為、綿棒で鼻咽頭を採取する時にくしゃみや咳を誘発してしまい採取者に飛沫が掛かってしまうリスクがありました。
採取者に飛沫が掛かってしまうのを防ぐ為に医療用ガウンやフェイスシールド等を付け完全防備する必要があったのです。
唾液で検査できるようになりましたので、より安全に検査が出来るようになり良かったです。
もちろん発症してから10日以上経過した場合は推奨されないなどのデメリットはありますので、検査を使い分ける必要がありますね。
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