コロナウィルスの影響について その2

コロナ TMA法

昨日は、とある小児科のクリニックのコロナウィルスの影響について書きました。

今日は、とある耳鼻咽喉科のクリニックのコロナの影響の話です。

耳鼻科といえば、内科など他の診療科目に比べて処置(医師が手を触れて行う行為)の割合が大きいです。

そんな耳鼻科のクリニックにコロナウィルスの影響である変化が起きています。

それは全く処置をやらない事です。

コロナウィルスは飛沫感染と接触感染により移るとされています。その為、処置をした医師や医療従事者が感染しかねないことにより、処置自体を取りやめているのです。

当然ながら、処置をしないことにより呼吸器の培養検査や鼻汁好酸球のような検査も行いません。

毎年3月の前後月は、花粉症の時期であることにより耳鼻科では、一年の内もっとも多くの患者さんが来院されます。まさに耳鼻科にとってこの時期は書き入れ時なのですが、今年はコロナウィルスの影響により、検査未実施(単価減少)および患者来院数低下(売上減少)となってしまっています。

民間の医療機関もスタッフの人件費や院内の機械、物件の賃料などの固定費が大きく掛かっています。
このような状況が続くと、いくら医療機関とはいえ経営に大きく影響が出てしまいます。

早く新型コロナウィルスに効くワクチンや有効な薬が出てほしいものですね。

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