腹式呼吸のすすめ

前回はストレスと上手く付き合う為に「夢中になれる時間」を作りましょうと記事を書きました。
今回は、腹式呼吸について書きたいと思います。
腹式呼吸は、ヨガや瞑想などに取り入れられている呼吸法です。
普段の生活に腹式呼吸を取り入れるとメリットがたくさんありますので、ご紹介します。
腹式呼吸のメリット
まずは、腹式呼吸を行う代表的な効能について記載します。
- 副交感神経が交感神経より優位になり、自立神経が整いリラックスできる。
- 副交感神経の働きが活発になり、リンパ球が増えて免疫力が高まる。
- 副交感神経の働きが活発になると、眠りに入りやすくなり深い睡眠が取れるようになる。
- 脳内にセロトニン(ストレスに対して効能がある)が分泌され、精神が安定する。
- 腹腔の内圧が上がって刺激する事により、胃腸の働きが活発になる。
代表的な効能を紹介しましたが、上記以外にもまだまだメリットがあります。
腹式呼吸の仕方
腹式呼吸は、横隔膜を使った呼吸方法です。下記の手順を参考にしてみてください。
1.鼻から息を吸い込み、お腹が膨らむのを手で確認します。
2.お腹の力を抜いて、口をすぼめてゆっくりと息を吐きます。
鼻から息を吸うと口から吸うよりも何倍も大きく吸えます。
いすに座ったままでも良いですし、仰向けになりながら行っても良いです。
これらの動作を1日5回位から初めて、慣れてきたらどんどん回数を増やしていきましょう。
目安としては、1日10〜20回位が良いですが、体調とも相談して無理なく行ってください。
まとめ
実は、寝ている時の呼吸は腹式呼吸になっています。
誰でも寝ている時は腹式呼吸しているので、意識すれば起きている時でも誰でも腹式呼吸はできます。
また、ストレスを感じてしまうと、知らずに呼吸が浅くなっているものです。
そんな時に腹式呼吸を行うとリラックス効果を得る事が出来ますので、在宅勤務でストレスを感じている方は是非、腹式呼吸を行いましょう。