カフェインの影響について
少し前にコーヒーのカフェインについてブログを書きました。
コーヒーの代名詞でもあるカフェインについて、もっと踏み込んで書いても良かったのかなと後になってから思い始めました。
前回はトピックスを紹介して次の記事に進んでしまいましたが、まだお伝え出来ていなかったことがありました。
そこで、今回はコーヒーのカフェインについて補足の意味合いも含めて書きたいと思います。
カフェインの影響について
当ブログでは、コーヒーは体に良いことをコーヒーポリフェノールなどの食品成分を例にあげて紹介しました。
今回、ご紹介するのは、逆にカフェインの影響が出てしまうことについて書きたいと思います。
カフェインは血圧調節に作用されます。その為、血圧の上昇が見られ、カテコールアミンやレニンといった血中成分が増加します。
また、血液中のカフェイン濃度のもっとも高い値が、カフェイン接種後1時間位と言われています。その為、血圧含めてCRPなどの炎症を見る検査項目に影響を与えます。
それ以外にも、カフェインは脂質代謝にも影響する為、コレステロールや中性脂肪などの脂質系の血中成分も増加します。その為、血液検査前のカフェイン摂取はNGです。(健康診断等を受けられる際は、絶食されるとは思いますが念のため)
専門家は、子供や妊娠および授乳中の方、カフェインの感受性が高い方については、カフェインの摂取を制限するか避けるべきと提言しています。
その他
健康な成人の方ですと、コーヒーを飲まれてから約三時間から四時間位で対外にカフェインが排出される事が知られています。
また、体調や体質によってはカフェインを少量摂取して問題を起こす方もいます。
もし、過去にカフェイン摂取して不調になられた事があったのならば、摂取を控えた方が良いかもしれません。
それでも、コーヒーを飲みたいそういった方にはカフェインレスコーヒーやデカフェコーヒー、ノンカフェインコーヒーというのもあります。
カフェインレスコーヒーは、最近では認知度が高くなりドトールなどのカフェでも注文できるようになっていますね。
まとめ
カフェインは、メリットもあれば人によってはデメリットにもなります。
普段からコーヒーを飲まれている方の中には、自身の適切なカフェイン量というのを把握されている方もいらっしゃいます。
体調が悪い時などは逆に不調になる事もあるので、カフェインレスコーヒーも取り入れてみると良いかもしれません。
また、コーヒーが好きな方が妊娠されると、「医師からカフェインを控えなさい」と指導されコーヒーをやめるのは大変だと思います。
そんな方にも、カフェインレスコーヒーはおすすめです。