大豆イソフラボンの効果について

大豆ちゃん

 前回のブログでは、納豆の効果やナットウキナーゼについて書きました。今回は同じ大豆つながりで「大豆イソフラボン」について書きたいと思います。
イソフラボンという言葉は、聞いた事がある方が大半だと思いますが、大豆に含まれていて、なんとなく健康に良さそうだとそんな認識の方が大半だと思われます。
「大豆イソフラボン」も接種すると良い効果があるので、ご参考にしてください。

大豆イソフラボンとは

 大豆イソフラボンとは、大豆の胚軸(成長すると芽になる部分)に多く含まれます。大豆イソフラボンの分子構造が女性ホルモンの一種である「エストロゲン」に似ていることから、「植物性エストロゲン」とも言われ、最近注目が集まっています。

大豆イソフラボンの効果

 大豆イソフラボンは、活性酸素を除去する「抗酸化作用」があります。そのため、イソフラボンを接種する事で、増えすぎた「活性酸素」を抑える事ができます。
因みに、国立がん研究センターの「みそ汁接種と乳がん発生率の関係」の研究によりますと、みそ汁をたくさん飲めば飲むほど、乳がんになりにくい傾向が見られたとのことです。また、大豆イソフラボンについてもあまり接種しない人に比べ、たくさん接種している人の方が乳がんになりにくいとの傾向も顕著に見られたようです。

大豆イソフラボンは、大豆食品にどれ位含まれているか

 大豆イソフラボンの効果は、分かったけどどんな大豆食品を食べればどれ位取れるか気になりますよね。下記に、厚生労働省が過去に調査した資料を掲載しますので、ご参考にしてください。

(1) 大豆イソフラボンは、大豆を原料とする加工食品のほとんどに含まれていますが、原料大豆の種類や食品の製造方法などによってその含有量は異なります。
(2) 食品安全委員会の評価書によると、食品100g中の大豆イソフラボン(アグリコンとして)の含有量は以下のとおりとなっています。

厚生科学研究(生活安全総合研究事業)食品中の植物エストロゲンに
関する調査研究(1998)より

例えば、豆腐1丁は350g、納豆1食は45g程度になります。

まとめ

 昔から多くの人から親しまれてきた大豆。その中に含まれている「大豆イソフラボン」の効果について書きました。
今後も、大豆イソフラボンについての研究が加速し、よりがん予防の効果が更に分かるようになると良いですね。いづれにしましても、昔からある日本の食習慣をしていれば健康に過ごせることは間違いないようです。みなさんも意識して普段の生活に大豆イソフラボンを取り入れてみませんか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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